永代供養(えいたいくよう)は家族やライフスタイルの多様化により、近年「お墓を持たない供養の形」として広く受け入れられるようになりました。

当寺院ではお骨を納める永代供養塔、また本堂内に位牌を納める納牌(のうはい)堂があります。ご自由にお参り、お供えできますので、ご自宅のお仏壇のような感覚でご利用いただいています。生前のお申込や、先祖代々の供養も可能ですので、墓じまいをして永代供養を申し込まれる方も増えています。

お寺が初めての方もご利用いただけますので、詳しくはお問い合わせください。

永代供養

永代(33年間)の供養を行います。当山の永代供養では、お寺の過去帳に戒名を記載し、毎月の命日にお名前を読み上げ、お盆とお彼岸の行事では塔婆供養します。また位牌を本堂に併設された納牌堂にお祀りしますので、室内でお参りいただくことができます。納骨される場合は、境内の永代供養塔に納め、霊標に戒名をお入れします。

【永代供養料の目安】
納骨を行う場合 45万円(位牌料を含む)
納骨をしない場合 35万円(位牌料を含む)

特別供養

7年間の供養です。お寺の過去帳に戒名を記載し、毎月の命日にお名前を読み上げ供養します。永代供養と異なり位牌は含まれておりませんが、別途申込いただくこともできます。

【特別供養料の目安】
7年供養(納骨あり) 15万円
7年供養(納骨なし) 10万円
※位牌は含まれません

普通納骨

納骨だけをご希望の場合、納骨法要のみを行い供養墓に普通納骨をすることができます。供養墓は大きな永代供養塔とは別の合祀墓です。

【普通納骨の目安】
納骨法要 3万円

ご葬儀後のお困りごとについて

・仏壇がなく、ご葬儀後の位牌やお骨をどのようにお祀りしたら良いかわからない
・いつまでに納骨しないといけないでしょうか

といったお困りごとのご相談をいただくことがあります。ご事情によっては納骨まで一時お預かりすることもあります。
こうしなければならないという決まりごとはありませんので、ご不明な場合はお問合せください。

生前のご相談について

生前にご自身の永代供養のご相談や申込をいただくことができますので、詳しくはお問合せください。

【永代供養の由来】
永代供養が広く知られるようになり、現在では「お墓を建てない供養」と思われている方も多いと思いますが、元々はご家族代々のお墓とは別に分骨したお骨や遺髪を納めるなどして供養する習わしのことです。身近なお寺での供養だけでなく、なかなか足を運ぶことができなかった格式のある本山の寺院などでも供養をしていただくことで、故人の後生(ごしょう)がより良くなり、生きている自分たちも徳を積んで幸せに生きていけるようにとの願いが込められています。